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柏原山から竹原貯水池の源流域を巡る
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久しぶりに土曜日が休みになった。へたなスキーに出かけるのにも飽き、この日は近場へ山歩きに出かけることにする。行き先は淡路島南部にある諭鶴羽山地の東端柏原山だ。ところが少し風邪気味で体調がすぐれず、柏原山森林公園登山道入口についたのは、午前11時になっていた。右の看板が立つ登山口は農家や新興住宅が点在する平野部でここから次第に山間部へはいっていく。といっても、柏原山山頂(標高569m)付近までは完全舗装された林道で、いつもなら山頂の展望台の駐車場まで車であがり、頂上付近を散策する程度なのだが、今日は麓からのトレッキングに挑戦した。 頂上付近まで約7kmの道程(入口→宮瀧口(約1時間)→滝水寺(約1時間)で山頂付近にある滝水寺までほぼ2時間だ。 この日は天気がよく、淡路島北部の津名産地や大阪湾、紀伊水道、紀伊半島まできれいに見渡せた。とかく淡路島はおだやかなイメージがあるが柏原山一帯は変化にとんだ景観がひろがり、淡路島が地質構造上からは和泉山脈の一部になっているという事実を肌で感じさせてくれる。
案内図を見ていくつかの休憩所を経由すれば、洲本市の貯水池竹原ダムに通じるように、思い込んだのがあまかった。「水の広場」「石積回廊」を経由しながら次第に竹原ダムの源流域に近づいていく。ここで地図を確認しなかったのがまずかった。沢沿いに下っていくと砂防ダムが点在したが、これで竹原ダムがもう間近だと勘違いしてしまった。慣れない沢筋や獣道を歩いても歩いても、なかなか貯水池が現れない。もしかして遭難する(笑)のではなどと思いながらやっと竹原貯水池沿いの集落に着いた時には、下山を始めて2時間が経過していた。結果的に柏原山森林公園から竹原ダムの源流域を巡るトレッキング(行程約4時間半)となった。あらためて淡路島の景観の奥深さを知ると同時に、洲本市民の生活を支える水道の源流をめぐり、厳粛な気持ちになる旅であった。
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