南信州の主峰 木曽駒ケ岳へ

木曽駒ケ岳

長野県・中央アルプス(標高2956m) 2005.7.31
 2005年夏の登山は木曽駒ケ岳。家族で登れる手軽な山を見つけては、登ってきましたが、そろそろネタ切れの感。そんな中でこの木曽駒ケ岳。山頂近くまでロープウェイが通じ、今まで残ったのが不思議なくらい。今回は飯田天竜川でのラフティング清里オーベルジュでの宿泊というプランニングの中で浮上したのでした。
 例により、前日の夜に山麓の駐車場へ向かい仮眠。この日の天候は、日本海側に前線があり、太平洋側から湿った空気がどんどん流れ込むという不安定な状態でした。
 ところが7月30日の夜、麓の菅の台バスセンターに着くと、以外にいい天気。空を見上げると星さえみることができました。
千畳敷のお花畑
<<コースタイム>>
6:00菅の台バスセンターよりバス出発---6:30しらび平にバス着---6:45ロープウェイ発---6:56千畳敷にロープウェイ着---7:00登山開始・千畳敷カール西側の遊歩道へ---7:13剣ヶ池からの遊歩道と合流・八丁坂の急登へ---7:58乗越浄土着---(休憩)---8:10乗越浄土発・稜線歩き---8:17宝剣山荘と天狗岩を通過---8:35中岳頂上着---8:55頂上山荘のある鞍部に着---9:17駒ケ岳山頂着-(休憩)-9:40駒ケ岳山頂発---10:02再び頂上山荘のある鞍部へ・中岳頂上を避け巻き道へ---10:20中岳頂上への登山道と合流---10:30宝剣山荘着---10:35家内に荷物を預け宝剣岳に出発---(クサリ場)---10:57宝剣岳頂上着---11:05宝剣岳より下山開始---11:19宝剣山荘で休憩中の家内と合流---11:24八丁坂の下山開始---12:05千畳敷カールの遊歩道に着---12:21剣ヶ池---12:30千畳敷駅へ・ロープウェイの整理券を受け取る---13:46千畳敷駅よりロープウェイに乗る---13:56しらび平にロープウェイ着---14:00しらび平バス出発---14:36菅の台バスセンターにバス着
木曽駒ケ岳登山での注意点は、有名な?登山バスとロープウエイの混雑。この混雑を避けるため、出来るだけ朝早く出発し、早め早めの行動を心がけました。夏山シーズンのバスは午前5時台より運行されています。家族連れの我家は6時前に身支度完了。6時丁度の臨時便に乗ることができました。優秀・優秀!!
 (詳しくは中央アルプス観光のHPをご覧ください)
バスの車窓から、山頂を見やるとなんと快晴。宝剣岳頂上まではっきりと見ることができました。不安定な気圧配置というのに、ラッキーな登山開始となりました。
菅の台バスセンター
ロープウェイを降りると、晴れ渡る千畳敷

夏場とはいえ、2600メートルを超える山上に降り立つと涼しい風が吹いています。朝の7時ということもあり、一般の観光客は少なく、ほとんどが、宝剣岳、木曽駒が岳への山頂登山をめざす方々でした。
 八丁坂にさしかかるまでは、高山植物が咲き競うお花畑をのんびりと歩いていきます。

 下から見上げる八丁坂は急登で、少々気がめいりますが、45分ほどがんばれば、楽な稜線に出ることができます。
晴れ渡る宝剣岳
八丁坂を越えれば.. 乗越浄土も近い.. 宝剣岳裏手の天狗岩.お見事!
八丁坂を制覇すると、そこは乗越浄土。左手には鋭い宝剣岳の頂上が見えます。宝剣岳の登山は後の楽しみということで、木曽駒ケ岳山頂を目指します。
 乗越浄土から宝剣山荘のあたりでは、めざす木曽駒ケ岳は見えません。ちょうど視線を遮るように中岳がどっしりとかまえています。それほどつらい山越えではありませんが、中岳を越えなければ目指す木曽駒ケ岳の山頂は見えません。
 中岳には頂上コースと頂上を避ける巻き道がありますが、駒ケ岳への往路を頂上コース、復路に巻き道を選びました。
中岳頂上を越えれば
中岳から望む駒ケ岳頂上 平凡な駒ケ岳山頂でポーズ 中岳巻き道の危険な岩場に
無事木曽駒ケ岳山頂を制覇。
よく言われるように駒ケ岳の山頂は平凡な様子で、宝剣岳の荒々しさに比べれば物足りなささえ感じます。
 残念ながら、遠望はきかず、山頂から御嶽山や南アルプスは眺めることはできませんでした。
 ゆっくりと休憩をとり、ガスが出てき始めた山頂をあとに、下山をはじめました。往路は危険の表記がある中岳の巻き道へ。大したことはないかと、巻き道にはいると、大変な岩場。近年死亡者も出ているという理由がわかりました。ロープにつかまりながら不安定な足場と戦います。天気がよかったからいいけど、雨風が強い日は、やはりこの”巻き道”避けたほうがよいかも知れません。
中岳巻き道。後ろは駒ヶ岳山頂
駒ケ岳登山最後のハイライトは、宝剣岳クサリ場への挑戦です。
家内はそろそろひざが痛み始める頃だったので、八丁坂の下山に備え宝剣山荘で待機することに。鎖場へは私と長男の二人で望むことになりました。荷物を家内に預けての身軽なクサリ場。石鎚山以来のクサリ場挑戦は難なくこなすことができました。
 頂上から見下ろす千畳敷付近の景観はすばらしく、いつかは「槍ヶ岳」へ..の気持ちが芽生えました。
宝剣山荘から見上げる宝剣岳の岩場
クサリ場を慎重に 宝剣岳から見下ろす千畳敷 左の岩が最高部
宝剣山荘で家内と合流し、千畳敷カールへ下山をはじめました。ひざが弱い家内をいたわってゆっくりゆっくりと下山しました。実は私もそろそろ膝が痛み始めていたのでした...
 下山途中でロープウェイ駅のほうから整理券発行開始のアナウンスが聞こえてきました。お昼の12時を過ぎると一般の観光客が増え、とたんにロープウェイの混雑がはじまるとのこと。上手な木曽駒ケ岳登山は午前中にすべての行動を済ませることにありそうです。1時間余りロープウェイを待って駐車場をめざしました。
最後のビューポイント「剣ヶ池」で家族そろってポーズ。最後までいい天気でした。