築72年の古民家再生記録


解体工事 H16.2.24から
取合部撤去と下屋一部撤去 H16.2.24からH16.2.26
取合部撤去 母親も撤去作業に参加? 取合部がウッドデッキになります
いよいよ解体工事がはじまりました。まずは母屋と離れを繋ぐ取合部の撤去から。ここには4畳半の和室と廊下、便所、手洗があったのですが、今回はそのすべてを撤去し、かわりに両親の住む母屋と私たちがすむ予定の離れをつなぐウッドデキができる予定です。
 南北に風が通り抜ける気持ちのよい空間になればと、願っています。

 取合の解体と平行して進んだ作業は、2階の大屋根の葺き替えに備え、下屋の一部を撤去する作業です。リフォーム後は南側の下屋は無くなりベランダになるのですが、今回は下屋のすべてを撤去せず、足場を立てる空間だけを確保するため、軒先回りのみを撤去しました。
下屋の瓦を一部撤去 現場監督自らノコギリを持って 足場組の準備完了
2階屋根(大屋根)撤去工事 H16.3.3
 今回の古民家再生工事の中で、おそらく一番大規模な作業となる2階屋根(大屋根)の撤去作業がはじまりました。
 解体業者の提案では、当初すべて手作業による解体となる予定でしたが、工務店の指示によりレッカー車による解体に変更されました。土埃の飛散を少しでも減らすためと、作業効率を上げるためです。
 レッカー車のセットが終わったあとは、思ったよりスムーズに作業が進みました。
 本葺瓦を順次はがしてゆき、その後表れた瓦土を撤去しました。途中竹組みの野地に穴が開く場面もありましたが、若い鳶職の力で無事作業を終えました。
 屋根瓦の撤去が終わると、垂木があらわになりました。レッカー車による作業はこれで終了し、後日は再び人力による廃材の運び出しとなります。ここで現場監督の手により、建物の木部を守るため、雨養生のブルーシートがはられました。
下屋撤去工事 H16.3.4
前日の2階大屋根の解体に続いて、この日下屋部分の解体が行われました。建物全体を下屋が回っているのですが、今回は南側に面した部分の下屋をバルコニーに変更する予定です。
 この日の撤去作業は、前日のようにレッカー車による作業でなく、すべて手作業で行われました。
南側下屋撤去 この部分がバルコニーになります
屋内の解体工事 H16.3.5からH16.3.10
 いよいよ解体作業も大詰め。屋内の解体作業にはいりました。監督の指示に従い、リフォーム後は必要が無くなる壁面、柱、床を解体していきました。屋根も無くなり、2階の床も無くなると、屋根に掛けられた養生用のブルーシートを通して太陽の光が建物の中に降り注ぐようになりました。もしかすると今この時が一番この建物にとって明るい日差しにさらされる時かもしれません。
 土埃がまう室内での解体作業ご苦労様でした。長びく解体作業に少々いらつき、工務店や監督に苦言を漏らすこともありましたが、骨組みだけになった建物をみるとあらためて大きな改造をはじめたものだと身が引き締まる思いでした。監督には『解体作業は早くやればいいというものではないんです。やはりきっちりとした仕事をしてもらわないといけないと思っています』と睨まれてしまいました。あらためて監督の責任感に敬服しました....

和室の小壁を落としています 1Fが連続した空間に.. 2Fの仕切壁も無くなりました
2F床板も無くなりました 骨組みだけになった空間に明るい日差しが差し込みます
1F根太の撤去 床下の土間があらわに 2F床ばりがきれいに並びました

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