ヘッダーイメージ 本文へジャンプ
里山再生プロジェクト(JoeTargaの森)



コンセプト
「JoeTargaの森」は、淡路島の山間部にあります。小さな森ですが、そこには小さなため池や雑木林、竹林などがあります。ご多分にもれず森の資源を利用する機会もへり、少々荒れ始めていました。
 オートキャンプや山歩きを楽しんでいるうちに、この身近な里山をなんとか面白い空間にしてみたいと考えるようになりました。なぜ「JoeTargaの森」と呼ぶかは秘密です。(笑)深い意味はありません。
 幸いに、この森は私の実家の所有地であり、自由にしてよいとの許可がでました。さあ。これから我が息子といっしょに里山へはいり、少しずつ手をいれていきたいと思います。どうなることやら...
 里山再生と「景観大好きWebSite」がどう結びつくのか?密接に関係しているようで、私もはっきりとしたコンセプトがあるわけではありません。でもなんとなく里山再生から始めるのが一番近道なような気がします。
 
 (引用)ガーデニングに託す人々の思いの中には、「がんじがらめの消費経済から逃れたい」という、徒労感に似た、切実な願いが潜んでいるように感じられます。
 これから多くの人の心は「田園」に向かうと思うのです。


BE-PAL第235号白井隆&温紀の庭の旅より



キーワード
ビオトープ
ビオはBIOの独語読みで、生物を意味する。トープは場所を意味する言葉で、ビオトープは「生物の場」ということになります。ビオトープのより実際的な定義としては、「自然生態系の場」としてもよい。
 自然環境復元の場が欧米では広くビオトープと呼ばれている。
ドイツ語でBIOTOP、英語でBIOTOPEと綴る。

ビオガーデン
「ビオトープ」的庭園
伝統的農村環境 自然と農村との共存型のビオトープの一つ。現在日本で作られているビオトープのモデルは伝統的農村である。
野生生物 ビオトープは完全に野生生物の利益のみを想定したもので、人間の利用面は考えない。それに対し、ビオガーデンは有害な生物を含まない。

ビオコリドー
生態的回廊。生き物が山村から農村、都市郊外、都心へと移動する通路。
エンカウンタースペース
鳥や昆虫との出会いの機会を高める仕掛け。施設自体が生き物の生息する場となる。
エコトーン
水界と陸界、平地と山地、草原と森林など、二つ以上の異なる自然環境の接する場所。たくさんの生物の生息するビオトープを実現するためには、エコトーンをたくさん作り出すようにゾーニングの工夫をする。

参考文献
野生を呼び戻すビオガーデン入門 農文協
ビオトープ教育入門 山田辰美 編著 農文協


作りたい施設
浮き島   堆肥場 朽ち木積み

管理内容
下草刈り
下刈りは5、6年に1回をめやすに樹林内をいくつかに区分して年をずらして行うと多様な植物を維持できる。また林内を散策出来る程度に維持したい場合は毎年冬に1回下刈りする。下刈りは野鳥などが巣作りをして繁殖する春から初夏は避け、冬季に行うようにする。
落ち葉掃き
冬場に毎年落ち葉を掃いて、堆肥にする。すると林床にはカタクリなどの植物やキノコが生える。
枝打ち・間伐  

暗い林にはじめて光が入った頃のお話..

2001年02月25日 23時27分
子供といっしょに雑木林の手入れ。
とりあえずは池の周りに遊歩道をつくることをめざしたい。はっきりとした基本設計があるわけではないので、ため池を中心に訪れた人が雑木林を巡り歩けるようにすることにする。
カテゴリー:里山再生

2001年03月04日 23時33分
山へ入るのは風の少ない日に
 子供のバイオリンの発表会があり、夕方から山にはいる。
しかしこの日は春の嵐のような風が吹きとても山で作業できるような状態ではなかった。
先週集めた小枝を少し整理したりしたが1時間ばかりでいやになり、そそくさと山をおりた。
やまへ入るのは風の少ない日にしたいものだ。寒いだけでなく。木々をぬける風がヒューヒューと音をたて寂しくなってしまう。
カテゴリー:里山再生

2001年03月27日 23時36分
森全体に光をいれよう
夕方から春休みの子供と山に入る。ちょっとあったかくなってきて作業が楽だ。前回の作業までは、池のまわりを巡る遊歩道を作ることばかり考えていたが、作業になれてきたせいか、もう少し山全体を見渡してみることにした。まずは遊歩道よりも、森全体に光を入れるために枝打ちや間伐を優先しよう。これからの春から秋にかけては枝打ちや間伐を細めに行うことにしよう。
 ★間伐すべき常緑樹例・・ヒサカキ、ネズミモチ、クロガネモチ等。
参考ホームページ イオングループの緑のアルバム 岡山理科大・植物雑学辞典
カテゴリー:里山再生

2001年05月13日 23時39分
シンボルツリーと緑の目
久しぶりに山へはいる。田植えの時期を控えてため池はいっぱいの水をたたえている。前回の続きで枝打ちと間伐を行おう。一人でやる作業には限界を感じていたが、すこしずつ腕を動かすうちにある方向性が見えてきた。<BR> 小さな森の中心部の小高い頂に大きなヤマザクラの木とヤマモモの木がある。この木を残して周りを少し伐採しよう。つまり森の中に緑の目を作って、ヤマザクラとヤマモモをシンボルツリーのようにしよう。
 シンボルツリーには別の意味もある。いつも作業するときカメラをもってはいるのだが、生い茂った雑木林の中では思った構図の写真が撮れないのだ。やはり写真の中心に据えるシンボルとそれを囲むちょっとした空間がほしい。
 シンボルツリーの考えがまとまって、ちょっと手が動き出した。鋸をつかってシンボルツリーのまわりを伐採していく。少しのことで、上から日差しが差し込みはじめた。落ち葉が積もった地表が太陽に照らされはじめた。
 さあ。今度はこの落ち葉をなんとかしよう。落ち葉かきをしないとここには新しい植物など生えてこない。落ち葉の処理方法で頭を悩ましていた。最初は堆肥作りに挑戦しようとしたが、人手がたくさんいりそうだ。そこで試しに、かき集めた落ち葉を小径に積んでみた。すると道と林に区切りができて思ったより洒落た演出ができる。しばらくこれでいこう。残したい樹木のまわりから落ち葉をかきあつめ、落ち葉のトレイルを作っていく。トレイルの上を足で踏み固めていく。
 しばらくはこの作業が続きそうだ。シンボルツリーと緑の目。落ち葉のトレイル。あぁ。いつの日かこの空間に腰をおろしてゆっくりと里山の自然に浸りたい。少し夢がひろがった...
 そろそろ新しい道具が欲しくなった。間伐した木を薪にしていくのに、チェンソーが欲しい。コンパクトなホンダの発電機を持っているので、電動のチェンソーにしよう。次回には購入したチェンソーを紹介できそうだ。それから長靴。今までは動き易さを考えて運動靴で山にはいっていたが、落ち葉を踏み固める作業をしていて長靴が欲しくなった。それにこれからはマムシが活動をはじめる季節。身体を保護するためにもかっこいい長靴を買おう!!
カテゴリー:里山再生

2001年05月20日 23時27分
電気チェンソーを購入
 リョービの電気チェンソーCS-3000を購入。この5月に発売されたニューモデルで2.1kgと軽量だ。以前に購入したホンダの発電機EU9iと一緒に山へ持ち込んでテストしてみた。
 生まれてはじめて使ったチェンソーにしては扱いやすかった。これも軽量コンパクト化の恩恵だろう。
 しかしオイルの消耗の早いのには、驚いた。2時間足らずの使用でオイルは空っぽ。今度山へ入る時はチェンソーオイル持参でないといけない。
カテゴリー:里山再生

2001年06月17日 23時30分
森の中が明るくなった
どうでしょう。森の中が明るくなったと思いませんか?シンボルツリーのまわりに空間ができて絵になってきたと思いませんか?
 期待どおり、5月に落ち葉かきをしたところには、少しだけれど新芽が芽吹きはじめていました。
 少しはチェンソーの扱いにも慣れてきて効率があがってきました。切った木の幹の部分はその場で薪にしていきますが、どんどん枝先の柴の部分がたまっていきます。今度の休みにはこの柴の部分を林の中から広い場所へ引っ張り出そうと思う。
 初夏の作業は大変だ。汗にまみれたくさんの蚊にさされてしまった。いっしょに山に入った子供はいたいたしいくらいの蚊に刺されたあと。でも元気にはしりまわったりヤマモモを取って食べたりしていた。
 実家の両親は夏には山に入るものではないという。でも僕には時間がない。去年里山再生のボランティアに参加したときも季節に関係なく山にはいったぞ。
 批判にめげずにがんばろう。
カテゴリー:里山再生

2001年07月01日 23時32分
シンボルツリーのまわりに空間を
今日は前回の作業の教訓で私も息子も長袖長ズボンにスキンガードとフル防備で山にはいった。梅雨の時期でもあり昼間は蒸し暑いが、森の中は以外にすずしい。
 予定通り枝打ちでたまった枝を広い場所まで引っ張り出す作業をした。この枝をよけてしまえば、シンボルツリーのまわりにちょっとした空間ができる。ここにタープテントを張ったり、木のテーブルを置いたりするスペースがつくれないだろうか...
カテゴリー:里山再生

2002年02月03日 12時00分
松久保晃作氏がやってきた。
 この日、私の友人であるサイエンティフィックジャーナリストの松久保晃作(まつくぼこうさく)氏が我がJoeTargaの森へやってきた。氏は現在取材のために故郷である淡路島をベースに活動中だ。
 いつも生物をするどく見つめる彼の目が里山に向けられるときどんな反応を示されるのか楽しみだ。
 まずは二人であてもなく森の中を歩いてみた。小さなため池のまわり。私が手をいれはじめた雑木林の中。湿った空気が漂う竹林の中...。
 彼の目は足元の幾重にも重なった腐葉土に注がれた。この柔らかな土の下に、縦横無尽にほられたトンネル-生物の棲家が広がっている。
 日頃この雑木林の中にはいっても、私には地中の生物にまで思いをめぐらす余裕はないが、氏の心の中では、雑木林は人間だけのものではなく生物にとっても楽園であることを長年の生物との付き合いのなかで感じ取っているのだろう。
 2時間足らずの短い時間ではあったが、氏とともに森を歩き、またコーヒーを飲みながら淡路島の自然のこと、Web上の創作活動の可能性などについて語り合った。ありふれた雑木林の中にもサイエンティフィックな眼を持てば無限の小宇宙(リトルコスモス)が広がっていることを感じるひと時であった。
カテゴリー:里山再生

フッターイメージ